【化学物質過敏症のニュースから思うこと】

こんにちは!西千葉でマクロビオティック・アロマ&ハーブ・英会話の教室を開いているNomadのアキです。

先日、名古屋のバス会社が始めたアロマのサービスについて、ニュースで取り上げられていました。
姪のところから千葉に帰るのに名古屋発の高速バスを利用する予定にしていたわたしは、興味を持ってそのニュースを聞いてみました。
ざっくりとまとめると、
①名古屋初の高速バス3路線で、ドアの開閉時にアロマの香りを楽しめるサービスを始めた
②それに対し、化学物質過敏症の方々て構成する団体が、高速バスを利用できなくなると抗議をした
③バス会社は今後の対応を検討中
というもの。

わたし自身は化学物質過敏症ではありませんが、合成香料の香りが苦手なので日常生活を送っていて困るなぁ、と思うことがちょこちょこあります。

1番困るのは柔軟剤の強い香り。
人に貸したものに柔軟剤などの香りがついてしまい1度洗ったくらいでは取れなかったり、うっかり満員電車に乗ってしまった時に近くにいる人から強烈な香りが出ていて氣分が悪くなったり。ひどい時には頭痛になります。

天然のアロマ=精油、エッセンシャルオイルではこういうことは起きませんが、合成香料の原料は全て石油。柔軟剤の香りは元を辿れば石油の香りを変化させたものなので、鼻から身体に入っていい働きをするはずがないですよね^^;

柔軟剤の香りがもてはやされ、なぜこんなにも人氣なのか? 悲しいですが、それはわたしたちのセンサーが鈍っているからだと思いますσ^_^;
花粉症を始めとするアレルギーを持っている人が多いですが、原因は中医学でいう、水滞(水毒)。水滞はその字のごとく水が滞り、身体の中に余分な水を溜めすぎた状態です。水滞状態になると鼻づまりや鼻水などが起きやすくなり、香りを嗅ぐセンサーがどうしても鈍くなります。そのため弱い香りだと嗅いでも分からず、より強い香りを求めてしまうのですね。

アレルギーの原因を辿っていくと摂りすぎた卵、牛乳、脂、砂糖など色々あるのですが、戦前にはアレルギーはなかったそう。現代人がいかに豊かになり、食べ過ぎているかが分かりますね。

中医学の視点を取り入れ、春の不調を紐解き、春を快適に過ごすための講座 をNomadで3/16(木)に開催します。身体に出ている分かりやすい不調のサインについてもお伝えしています。
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バスについてのニュース↓
化学物質過敏症支援センサーのホームページ↓

化学物質過敏症支援センター

(2005年10月3日修正)   化学物質過敏症とは‥ 化学物質過敏症の発症者数について、日本ではまだ調査例が少ないのですが、内山巌雄・京都大学大学院教授らは、成人を対象に行った調査から全国で約70万人と推計しています。子どもも含めれば100万人程度になりそうです。 しかし、多数の医師はこの病気に関心を持っておらず、診療できる医師は限られています。このため、「更年期障害」「精神疾患」など、別の疾患として診断されたり、「原因不明」として放置されている潜在患者が多数いるものとみられています。   実際、明らかな体調不良にもかかわらず、医師らに「異常なし」「気のせい」などと言われ続け、「CS」と診断されるまで、医療機関を何カ所も渡り歩いた経験を持つ方は、少なくありません。 このため、「お医者様が『異常なし』とおっしゃっているのだから」と、家族からも理解してもらえない発症者が少なくありません。 発症者は症状だけでなく、孤独にも苦しめられているのです。 化学物質過敏症(CS)の発症原因の半数以上が、室内空気汚染です。 室内空気汚染による健康影響は、「シックビル症候群」「シックハウス症候群」とも呼ばれています。自宅や職場、学校などの新築、改修、改装で使われる建材、塗料、接着剤から放散される、ホルムアルデヒド、揮発性有機化合物(VOC)などが、室内空気を汚染するのです。 建築物自体だけでなく、室内で使われる家具、殺虫剤、防虫剤や、喫煙なども室内汚染を引き起こし、CSの発症原因になります。 室内、屋外を問わず盛んに使われている有機リン系農薬(殺虫剤)は、さまざまな毒性(神経作用、アレルギー悪化、視力低下など)が指摘されています。 特に問題なのが、有人・無人ヘリコプターによる空中散布です。 ガス化した農薬が、対象の田畑や森林だけでなく、周辺の住宅地など

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