TIME'S UP〜もうおしまいにしよう〜

こんにちは! 西千葉で望診法を用いた“お顔で健康アドバイス”をしているハグミナリの亜氣です。

昨日からメディアでたびたび目にしている"TIME'S UP"という英語表現。
日本では「時間切れ」の意味で使われることが多いですよね。
今回話題になっている事柄は「時間切れ」よりは「もうおしまい、おしまいにしよう」というニュアンスに近い訳になるのかな、と思います。

TIME'S UPは現代社会に蔓延するセクハラの撲滅を訴える目的で2018年元日に始動したキャンペーンのことで、昨年来報じられているハリウッドのセクハラ問題に起因しています。
このムーブメントの発起人であり、賛同している有名人の多くは名だたるハリウッド女優たち。
メリル・ストリープ、リース・ウィザースプーン、ナタリー・ポートマン、エマ・ワトソン、クロエ・モレッツ、ブレイク・ライブリー、マライア・キャリーなどなど数え上げたらキリがないほど。
昨日行われたアカデミー賞の前哨戦と言われているゴールデングローブ賞の授賞式に、賛同する女優陣が黒いドレスを身につけて参加したことで話題になりました。

ニューヨーク・タイムズ紙には、告発被害が相次いでいる映画界だけでなく、一般企業やセクハラが見過ごされがちな農業や生産業に従事する人々への配慮や支援を呼びかける全面広告が掲載されたそう。

キャンペーンでは被害者を法律面で支援する基金の設立が発表され既に18億円が集まったほか、セクハラを黙認し続ける企業に対して罰則を科す、新しい法律の制定を目指そうと訴えるなど、悪しき風潮を根絶しようという主張が展開されています。

わたしは昨年来のセクハラ問題のニュースを聞いて、少し意外に思いました。日本ではまだまだ訴える人も僅かで、それゆえに表に出てこないのが大きな問題ですが、アメリカのような訴訟大国でもたくさんの人が直面している問題というのが意外に感じたからです。それだけこれが大きな問題なのは、仕事を失う恐れなどから告発出来ない人が多く、女性が社会の中でまだまだ弱者であることが浮き彫りになっているからではないでしょうか。

恐らく女性なら誰しも何かしら感じたことがあるセクハラ。わたしにも経験があります。
新卒で入社した会社にいた直属では無い上司から何度かセクハラに遭いました。わたしの場合は泣き寝入りせずに直属の上司に報告しましたが、時代が違ったからか、田舎だったからか、改善はなされませんでした。
退職後に上司から復職してほしいとリクエストをもらったことがありましたが、お断りした理由の一つがセクハラだったなぁ、と思います。
わたしの心の傷は癒えていますが、本当にこんなことは「もうおしまい」にしたいですね(^-^)

ネガティブキャンペーンには基本的に賛同しない主義ですが、このムーブメントに救われる方がいるかも?と思いシェアしました。
キャンペーンはInstagramで呼びかけられています。
賛同したい方はこちらからどうぞ。
今週開催する英会話レッスンはこちらからご覧ください(^-^)

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