【足踏み脱穀機を使ってみました】

こんにちは!西千葉でマクロビオティック・アロマ&ハーブ・英会話の教室を開いているNomadのアキです。

週末は岐阜に出掛けていたので、自給教室の活動日には参加できませんでした。2週間前に稲刈りしておだ掛けし天日干しした稲を、そろそろ脱穀する時期。過乾燥してしまうとお米の味が落ちるため、活動日に行けなかった分は昨日作業してきました♪
と言っても自給教室1年生のわたしは何にも分からないので、いつもお世話になっている由美さんにお願いして色々と教えていただきました(*^^*)
雨の中を刈り取った稲↑は2週間経って見た目には乾燥しているように見えました。機械で測ってみると17%で、まだ少し水分が多い感じ(写真は別の方のお米の水分量)。脱穀した後にも少しござ干し(天日干し)するので、多めだけど大丈夫とゴーサインをいただいて、いざ脱穀!
脱穀は1年生は足踏み脱穀を必ず経験することになっています。足で踏みながら中のローラーを高速で回し、稲穂の先を広げながら入れ、稲わらから穂先だけを分ける作業。
ローラーが逆回しにならないように氣をつけながら
稲わらを広げながら入れていき
高速で回るローラーに入れて脱穀していきます。これが中々難しい...ローラーが逆回転になったり、足踏みのタイミングを掴むまではスロー氣味で作業が進まなかったり。いつも面倒を見てくれる由美さんが、おしゃべりしながら根氣よく付き合って下さって本当にありがたかった(;_;)
2年生以降は田んぼの面積が増えるため、ハーベスタで脱穀するのであっと言う間。手早く終わるのは楽だけど、『粒が大きめかな』『青いけど大丈夫かな』と稲わらを見つめ、心で話しかけながら時間を掛けてゆっくり作業するのもいいものだなぁと思いました。きっと足踏み脱穀機すらなかった時代にはもっとゆっくりと作業し、時間の流れもゆっくりだったのだろうなぁ、と思いを馳せました。
脱穀で残ったわらは稲刈りした後の田んぼに敷いて栄養にします。わらを抱えて田んぼに持っていくと『二番穂』と呼ばれる稲が出てました!稲刈りしてから2週間で、こんなに伸びています。 お隣の慣行栽培農家さんの、8月末に稲刈りした田んぼでは既に稲穂になって実っていました(*_*) それだけ稲は生命力があり、たくましい植物と伺って感動しました。ちなみにこの二番穂は食べても美味しくないから、そのままにして枯らし土の栄養になるそうです。小さな頃から田んぼに囲まれて暮らしていましたが、二番穂には全く氣づきませんでした>_< 知らないことがまだまだい〜っぱいの農業、本当に勉強になるし、ワクワクします(^-^) 

これからござ干しするためにお天氣になるのを待ちますが、自然相手のことでいつになるやら。とかく効率ばかり考えたり、思い通りにいくのが当たり前と思いがちで傲慢なわたしには、いい学びになりそうです。
自然が教えてくれることの中に大切なことがある。自然に触れることで今より更にシンプルに生きられたらいいな、と思います。
次はござ干しのレポートをお楽しみに(^-^)/


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