【星野道夫さん作品展】

昨日は先週から始まった星野道夫さんの没後20年を機にした作品展に夫と出掛けてきました(^-^)
星野さんの本を読んだことはありますが、作品展は初めて。会期中初めての週末だったこともあるのでしょうか、入口から人で溢れていました。

ガイアシンフォニーへの出演でも知られる星野さんは、自然を愛し、自然の美しいところだけでなく厳しさも教えてくれる写真家でした。 
43歳の若さでご自身が亡くなった理由も、熊に襲われた事故でした。

アラスカを中心に撮影された生き生きとした動物や風景、人の写真の数々。最初の数枚を見ただけで、涙が出ました。
大きな自然の中ではわたしたち人間は小さな存在だなぁ、と思わずにいられないような、雄大なアラスカの景色、力強いカリブーの群れ、ホッキョクグマ親子の穏やかな表情....圧倒されるような自然を切り取った写真の数々に心から感動しました。 

展示の要所にある星野さんのことばも心に残りました。1番心に残ったのは『そこにまだ残っているというだけで心を豊かにさせる、私たちの想像力と関係がある意識の中の内なる自然』ということば。
いつでもわたしたちは自分の中に自然を感じることが出来る、とわたしは解釈しました。

写真展の後は移住セミナーに参加してきました。
わたしたち夫婦の移住についての一番の関心は、その土地でわたしたちに何が出来るか。
星野さんが写真家になったのは、あくまで後付け。愛する自然に触れていく中で、写真を撮るようになり、それが仕事になっていったそう。
今のところ何を生業にしていったらいいか見えない夫が、星野さんのように好きなことを仕事にしていけますように。
銀座松屋の8階で開催中。入り口のみ写真撮影可能です。

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