「カンタ!ティモール」を観てきました
こんにちは!西千葉で“こころとからだを癒すヒーリング”をしているハグミナリの亜氣です。
今日は千葉市美浜区のカフェ「どんぐりの木」さんで定期的に行われている、どんぐり映画館に参加させていただきました。
上映作品は「カンタ!ティモール」。東ティモール独立までの間に起こった壮絶な出来事と直面した人々の想いを、美しく力強いエネルギーに溢れた歌と共に描いたドキュメンタリー映画です。
人間としての尊厳を奪われても、決して報復することなく、諦めずに対話で独立を勝ち取った東ティモールの人々。
その強さはどこから来るのかと、ずっとこの映画を観たかったのですが、ようやく実現しました。
日本だけでなく、世界に知られることがなかった東ティモールの人々が受けた、目を覆いたくなるような現実。
家族の目の前で殺され、レイプされ、亡骸も戻ってこない。
怪我を負って病院に行くと注射で殺されてしまうため、怪我をしても治療を受けることすら出来ない。今も身体が不自由なまま暮らす島の人々。
こんな酷いことを国が主導して行ったとは信じられないくらい、むごい状況が映画では語られていました。
そんな映画の中で光や希望を感じるのが、ルリックという自然や人間、万物に宿る神聖な力。石や木にも神がいて、現代でも自然が持つ力は衰えていないと話す、初代大統領や歌で人々を勇気付けるアレックス、たくさんの人々。
手を当てて自然の流れに沿い、傷や病んだところにその神聖な力を注ぐ。傷が目の前で消えた、歩けるようになった、など島の人でも驚くようなことがたくさんあったそうです。
自然を愛し、敬う島の人々だからこそ、受けた苦しみを愛に変え、目に見えない導きもあり解き放たれる時が来たのですね。
当時の日本政府が原油などを安価に仕入れたい思惑などから、独立を阻止するべく攻撃を続けたインドネシアに金銭的な支援をしていたこと。
それが殆ど報道されることがなかったこと。
現実を知った当時23歳の監督が、日本人としてこれから何ができるのかとアレックスに問いかけた時、返ってきたのは「お金」でも「資源」でも「人的支援」でもありませんでした。
「自分の住んでる地域を良くすること。自分が生まれて来る時に神さまとしてきた約束を果たし、自分の使命に取り組むこと。それが世界平和に繋がる。」
前日にクライアントさんの訃報が入り、覚悟はしていたものの、自分のエゴや弱さを知り愕然としていたわたし。
アレックスの言葉に勇氣をもらい、またわたしはわたしの道を歩むだけだと氣持ちを新たにしました。
このブログを読んでいる方にも観て欲しい作品です。
上映会のスケジュールはリンクの公式サイトからどうぞ。
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