【小さき声のカノン 上映会】
こんにちは!西千葉でマクロビオティック・アロマ&ハーブ・英会話の教室を開いているNomadのアキです。
先日、以前から観たかった「小さき声のカノン」上映会に行ってきました。
この映画は原発事故後の福島やチェルノブイリに住む人々、特に子どもとお母さん、保養施設を運営する人々に焦点を当てたドキュメンタリー。六ヶ所村ラプソディーなど社会派のドキュメンタリー映画監督、鎌仲ひとみさんの作品です。
ずっと予定が合わず観られなかった上映会ですが、今回は開催の1日前に偶然にFacebookで見つけました。しかも千葉市内で♪ 当日券があるかも分からないのに、時間が合うんだから何とかなる!と行ってみました。大きな会場だったので当日券もあり、無事に入場できました(^-^)
映画の中で1番印象に残ったのはチェルノブイリ原発事故時に幼かったベラルーシの子どもたちが現在どんな健康状態なのか、本人たちが語っている場面。体調不良を原因に仕事が見つからず一般的な生活が送れなくなっている現実を目の当たりにし、目の底が暗くなるようでした。
子どもを心配し移住したいが夫と意見が食い違うことに悩んでいる福島の女性も印象的でした。事故前から夫婦間のコミュニケーションがしっかり取れていなかったから、と話されていましたが、今を生きることの大切さを教えられたような氣がしました。
上映会後は鎌仲ひとみ監督の講演がありました。
写真にも収めましたが、日本が原発のことを知らなさ過ぎる(教育しない)、差別されないように心理操作されていること、子どもを含め被爆した人を見捨てていることを、監督は訴えておられました。その話し方は怒りでいっぱいという雰囲氣ではなく、押し付けがましくもなく、また扇動的でもないのを、とても心地よく感じました。
映画を観て、監督のお話を伺って、改めて政治が変わらなければ何も変わらないと痛感しました。被爆し続けている福島の子どもたちを、効果のある保養に送り出すだけでも何とかならないかともどかしい思いです。
今のままの政治を続けていては、原発の問題だけでなく日本自体がダメになる。まさに日本沈没です。
夏の参議院議員選挙では悔しい思いをしましたが、必ずわたしたちの思いを届けられるひとを国会に送り出す、という氣持ちは持ち続けていきたいと思います(^-^)
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