寺田本家 蔵見学ツアーに参加してきました

こんにちは! 西千葉で望診法を用いた“お顔で健康アドバイス”をしているハグミナリの亜氣です。
先日、寺田本家さんの蔵見学ツアーに
自給教室の仲間と参加してきました。
お蔵フェスタでも見学させてもらえますが、よりじっくり聞ける無料のツアー日とわたしのオフが重なり参加出来ました🎶
ツアーは寺田本家24代目当主の寺田優さんから案内していただきました。
上の写真は最初にお米を洗うところ。先代の時に一度は機械化した工程でしたが、手作業に戻し蔵人に作る喜びを味わって欲しかった、というお話が印象的でした。
こちらは麹をつくる室です。今日は湿度60%、室温34℃。カビをお米にくっ付けて分解し甘くする工程で、発芽に最適なのは32〜35℃くらいだそう。
一般的な酒蔵では室には立ち入り禁止ですが、寺田本家さんでは色んな菌が入っている方が麹を元氣にしてくれるという考えのもと、誰でもウェルカムしてくれます。
蒸したてのお米を12%の水分量に3日掛けて減らし、中に麹を閉じ込めていきます。
ところどころ白く付いているのが発酵してきた証。
酒母作りをしているところ。色んな作り方があるけど寺田本家ではほとんどのお酒で生酛造りを採用。酸味は強くなるが味にコクが出るそう。蔵人は15番まである歌を歌いながら麹、水、蒸した米を入れてドロドロになるまで潰していくのだとか。
もろみはホーローで作ることが多く、一部は木桶仕込み。先ほどの酒母はもろみを作るために作っているものです。
酒母に対し麹、蒸し米、水を倍々で増やす三段仕込みでは作られます。
上がってくる泡に何億もの酵母菌が含まれている...もはや感動です♡
「5人娘」の仕込28日目、アルコール度数18%を試飲。キツイかと思ったら意外と爽やか。30日間仕込むのであと少しで完成するものでした。
最後は試飲タイム。お酒は舐める程度にしか飲めない、弱い私たち3人のテーブルではマイグルトと仕込水の減り方が激しいくらいでした 笑
色んな菌があるけど寺田本家さんでは
どんな菌もウェルカム。
菌自体は譲り合って次に発酵する菌に
役目を渡しバトンタッチする。
人間がいい菌、悪い菌と区別しているだけ、というお話が1番印象的でした(^-^)

全ての物事にいい、わるいは無いんですよね。去年の秋に自給教室で収穫された「神力」も、先日仕込まれたそう。出来上がったら少し舐めてみたいな〜とますます楽しみになりました🎶
発酵ものは大好きなのに、お酒は舐める程度しか飲めないのが残念です^^;

今年のオフィシャルツアーはもう既に
満席になっていました。
行ってみたい方はあちこちで企画募集しているツアーに参加したり、3/25のお蔵フェスタでの蔵見学をお楽しみにどうぞ(^-^)

寺田本家さんのホームページはこちらからご覧ください。

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