【日本料理の素晴らしさに感服】
こんにちは!西千葉でマクロビオティック・アロマ&ハーブ・英会話の教室を開いているNomadのアキです。
昨日は日本料理の料理人であり、友人でもあるななこ先生にリクエストして、料理教室を開いていただきました(^-^)
わたしのリクエストは魚の三枚おろしと茶碗蒸し、一緒に参加したヨガ講師の千秋先生のリクエストは水羊羹と当日に追加したつみれ汁。ごちゃ混ぜのメニューをななこ先生はうまーくまとめて考えて下さいました♪
マクロビオティックをやっている、というと完全なるヴィーガンをイメージする人が世の中には本当に多く、間違った情報が伝わっているなぁと思うのですが、実際は人や状況によります。運動量が多い、極端に寒い地域に住んでいる、体が冷える、などの状況で質のよい卵や貝、イカやタコ、白身魚を時々摂る時があります。
わたしも最初は身体に溜まった動物性食品の老廃物を体外に出す事を優先させたので、マクロビオティックを始めて数年はヴィーガンのように全く摂りませんでした。実践も長くなった現在は冷えた時や食べたいなと思った時に摂ることがあります。
そういう時に外食で質のよいものを摂ろうとすると、ものすごく割高になります。以前から自分で魚が上手く捌けたら身体への影響が違うし、お財布にも優しいな、と思ってきました。
愛猫・銀之助のドライフードも不自然なので徐々に止めていきたいと考えている中で、ななこ先生がリクエストを快く引き受けて下さいました(^-^)
実際にスタートして材料を切ったり、混ぜたり。細かなポイントを聞きながら見る、ななこ先生の包丁さばきには惚れ惚れするばかり。
鯵の三枚おろしやお刺身はやってみるとポイントがこんなにもあるの?と驚き! 三枚おろしは骨に身がくっついてしまったり、お刺身に仕立てる包丁の使い方がぎこちないとスッと切れなかったり、手間取っているから脂が出てきてしまったり。
実家では母に料理を教わって育ったものの、魚をさばくのは釣り好きだった父の役目だったため、魚をさばいた経験はゼロ。 父の造るお刺身や鯵のたたき、しめ鯖の断面がガタガタしていてことや脂が出ていたことは記憶にありません。
お店でお刺身やお寿司が並んでいる時に断面がスパッと氣持ちよく切れているのは簡単じゃ無く修練の賜物、本当にありがたいことなんだなぁ、と元々尊敬していた日本料理の料理人の方々(と父)のお仕事ぶりに感服するばかりでした。
そして赤い血が通う生き物のいのちをいただくまでにどれ程の過程を経ているか、目の当たりにすることでいのちの尊さやありがたさを深く感じられる出来事になりました。
シンプルな材料で作ったなめらかな茶碗蒸し、薬味たっぷりの鯵のたたき、ふわふわのつみれ汁、さらしあんで初めて作った水羊羹。出来上がったお料理はどれも全て美味しくいただきました(^-^)
久しぶりに動物性てんこ盛りのメニューだったので、帰宅後に甘いものが尋常じゃなく欲しくなり身体は正直だなぁと改めて感じました。陰陽バランスを整えようとする身体の力ですね。
これからもいのちをいただく「食」をおろそかにせず丁寧にやっていきたいと身が引き締まる思いだった1日。
将来的には講座で動物性の負担になりにくい調理法や食べ方などをお伝えしていけたら、と夢が膨らみました。それにはまずは実践!てんこ盛りにならない程度に家庭の食卓に取り入れ、練習していきたいと思います(^-^)
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